ねえ君はどうして
好きになりすぎた私に優しくするの?
もういいじゃない?
逢うたび胸のいちばん奥 痛くて
自分で自分を
慰める夜に彷徨(まよ)って
恋が悲鳴(な)いている
可哀そうでしょ?
これ以上 届かない
想いはヤダよ 嫌だよ
東京から見える空はいつも
青が足りない
私が綺麗じゃないってことは
誰より私が知ってるから
せめていつも笑ってようと思ったけれど
ごめんねごめんね
涙止まらない
どんなに“好き”を重ねてみても
叶いやしない恋があるってことを
知らなくていいのにね
知りすぎてしまったの
だから今日くらいは
泣きたいんだよ
1度だけでイイ
壊れそうに激しく抱いて欲しかったなんて
馬鹿だね私 ひとりで
夢と呼べない夢を見てたよ
馬鹿だね
東京なら私が欲しい宝物(もの)が
在(あ)ると信じて
私が綺麗じゃないってことは
誰より私が知ってるから
似合わない服 無理して選んで着てた
ほんの少しでも綺麗に見えるように
「一緒に居て楽な女友達(ともだち)だ」と
私の肩に手を回してた君
男と女の間に 純粋な友情など
多分 存在しない…そう思うんだ
東京より青い空
捜して 飛んで行きたい
私が綺麗じゃないってことは
誰より私が知ってるから
せめていつも笑ってようと思ったけれど
ごめんねごめんね 涙止まらない
どんなに“好き”を重ねてみても
叶いやしない恋があるってことを
知らなくていいのにね
知りすぎてしまったの
だから今日くらいは
泣きたいんだよ 泣きたいんだよ