少(すこ)し歩(ある)き疲(つか)れたんだ 少し歩き疲れたんだ
月並(つきな)みな表現(ひょうげん)だけど 人生(じんせい)とかいう長(なが)い道(みち)を
少し休(やす)みたいんだ 少し休みたいんだけど
時間(じかん)は刻一刻(こくいっこく)残酷(ざんこく)と 私を引(ひ)っぱっていくんだ
うまくいきそうなんだけど
うまくいかないことばかりで
迂闊(うかつ)にも泣(な)いてしまいそうになる
情(なさ)けない本当(ほんとう)にな
惨(みじ)めな気持(きもち)ちなんか
嫌(いや)というほど味(あじ)わってきたし
とっくに悔(くや)しさなんてものは
捨(す)ててきたはずなのに
絶望(ぜつぼう)抱(だ)くほど悪(わる)いわけじゃないけど
欲(ほ)しいものはいつも少し手には届(とど)かない
そんな半端(はんぱ)だとね
なんか期待(きたい)してしまうから
それならもういっそのこと
ドン底(ぞこ)まで突(つ)き落(お)としてよ
答(こた)えなんて言(い)われたって
人(ひと)によってすり替(か)わってって
だから絶対(ぜったい)なんて
絶対信(しん)じらんないよ ねえ
苦(くる)しみって誰(だれ)にもあるって
そんなのわかってるから何だって
なら笑(わら)って済(す)ませばいいの?
もうわかんないよバカ!
散々(さんざん)言われてきたくせに
なんだ、まんざらでもないんだ
簡単(かんたん)に考(かんが)えた楽(らく)なことも
難関(なんかん)に考えてたんだ
段々(だんだん)と色々(いろいろ)めんどくなって
もう淡々(たんたん)と終(お)わらせちゃおうか
「病(や)んだ?」とかもう嫌んなったから
やんわりと終わればもういいじゃんか
夢(ゆめ)だとか希望(きぼう)とか
生きてる意味とか
別にそんなものはさして必要(ひつよう)ないから
具体的(ぐたいてき)でわかりやすい
機会(きかい)をください
泣き場所探(さが)すうちに
もう泣き疲れちゃったよ
きれいごとって嫌い
だって期待しちゃっても
形(かたち)になんなくて
「星が僕ら見守(みまも)って」って
夜しかいないじゃん ねぇ
君のその優しいとこ
不覚(ふかく)にも求(もと)めちゃうから
この心やらかいとこ
もう触(さわ)んないでヤダ!
もうほっといて
もう置いてって
汚(よご)れきったこの道は
もう変わんないよ嗚呼
疲れちゃって弱気(よわき)になって
逃(に)げ出したって無駄(むだ)なんだって
だから内面(ないめん)耳塞(みみふさ)いで
もう最低だって泣いて
人生って何なのって
わかんなくても生きてるだけで
幸せって思えばいいの?
もうわかんないよバカ!