理想だけを口にしてた過去
壁はどこにだって立ち塞いで
手探りで生きてく
紅い空が影を伸ばす
まだそれは頼りなくて自分勝手
ため息をこぼす
違う歩幅合わない呼吸でも
君はまっすぐにぶつかって
側にいてくれる
すれ違い見渡せばそう取り残されていた
「明日は見えてますか」
暗闇かき消す君の声が聞こえたんだ
弱くたって立ち向かうんだ
理由なら君にもらった
分かってる、だから行くんだよ。
今も苦しくって胸が痛いよ
力なら君にもらった
守り抜く為に行くんだよ
負けてばかり守るものもない
そんな自信なくて試合放棄
言い訳をこぼす
どこからとなく耳を刺した声
君は「まっすぐにぶつかれ」って
悔しそうに嘆く
触れ合えば胸の奥に土足で踏み込んで
「明日は君が決めろ」
暗闇かき消す君の声は"泣いていた"
涙なんて振り払うんだ
理由なら僕が作った
分かってる、だから行くんだよ。
今も怖くなって足がすくんで
本当は震えてるんだ
取り戻す為に闘うよ
「立ち向かう」
「怖くない」
「君がいる」
「ここにいる」
「待っていて」
「大丈夫」
「負けないよ」
「認めてる」
さあ踏み込んで進むんだ
届くまで笑え
声にならない叫び声が
胸の中震えてるんだ
分かってる、だから闘うよ。
今は一人じゃない胸が熱いよ
力なら君にもらった
守り抜くために闘うよ
君とまた笑ってる