君をもう探さない
雨が止まない街角
追いかけても
逃げるなら
勝手にしろ!
少女が一人 ずぶ濡れのままで
走ってる憂鬱がわからない
泣いているのか 怒っているのか
怖い表情で…
学生鞄 道端に撒いて
嫌いなものは捨ててしまった
僕は希望を拾い集めながら
愛に呆れてる
知らないうちに大人になってた
鏡の自分 絶望して
君は逃げ出したんだろう?
衝動
君をもう探さない
傘が隠す人混み
純情 守ることが
そんなに大事なことか?
人はいつも汚(けが)れて
誰も逞(たくま)しくなるんだ
割り切れたら
一人だって
生きられる
理屈じゃなくて 感情のままに
向き合うことを拒絶して来た
君はいつしかYESという言葉
抵抗し始めた
あの日のような子どもじゃないんだ
知りたくない ずるさを許せ
今は弱くないだろう?
目覚めろ!
僕はもう守らない
過保護すぎちゃいけない
何かに傷つかなきゃ
自由は口先だけさ
人は大人になんか
誰もなりたくないんだ
ある日 突然
当たり前の
道を行く
しゃがみ込んで動けない
どこかの行き止まり
君はどんな
夢を見てる?
諦めきれない
少女
君をもう探さない
傘が隠す人混み
純情 守ることが
そんなに大事なことか?
人はいつも汚(けが)れて
誰も逞(たくま)しくなるんだ
割り切れたら
一人だって
生きられる
生きたくない