遮断機 降りたままの開(あ)かずの踏切みたい
心を閉ざして僕をいつまで待たせるんだ?
君っていつも何か言いかけて 結局 言葉飲み込むよ
古着が好きなのは 知らない誰かになって
本当の自分隠して 演じてみたいだけ
今日の生き方も誰かのお古なのか どうせまたフリマ行き
どうでもいいけど…
どうでもよくないし…
どうにでもなればいい
毒にも薬にもならない日常はチクタクとただ繰り返す
無駄が僕たちの特権だって主張して…
勿体無い生産性がないとか大人から見れば腹立たしい?
君は何を放棄したんだ?
そして何を諦めたんだ?
でも強がって微笑む?
そんなに不幸に見えないのはなぜ?
君が気になってしまうよ
AH- 面倒臭いその存在
だって 誰も理解できない
ネガティブ ネガティブ ネガティブ
暗い目をしている
そんな不器用さを守るには
僕がその盾になるしかない
世の中の常識に傷つくのなら
君の代わりに僕が炎上してやるさ
いつだってそばで立っててやるよ
悪意からの避雷針
警報機 鳴りっぱなしで意思なんか通じない
上下線 何回 通り過ぎれば開(あ)くんだろう?
ずっと前から知っていたはずさ 電車なんか来ないって…
一人が楽なのは話さなくていいから
わかってもらおうなんて努力もいらないし…
何も関わらず 存在知られたくない フェードアウトしたくなる
それでもいいけど…
それでも息をして…
それでも生きてるし…
いくつの扉を閉めたり伴を掛けて引きこもってじっとして
ただ儚(はかな)すぎるこの若さ萎(しお)れるまで
使い切れず持て余す時間 過保護な夢を殺すだけだ
僕は何に惹かれたの?
僕は何に期待するの?
僕も不幸に見えると言うのか?
無関心は味方だ
(君は感動のない眼差しで僕を見ていた)
いつだって味方だ
(信じることは裏切られること 心を開くことは傷つくこと
落雷のような悲しみに打たれないように…)
僕はどっち側にいるの?
AH- 扱いにくいその価値観
だから きっと目が離せない
ポジティブ ポジティブ ポジティブ
君は君のままで…
どんな理不尽だって許容できるさ
気配を消して支える
重箱の隅を突(つつ)かれたって
僕が相手になってやる
平凡な日々を今約束しよう
ここにあるのは愛の避雷針