間違っちゃいないから
今日 乗りきった一歩は
燦然と輝く足音なんだ
間違っちゃいないから
夢中で飛び込んだ世界は正解だ
欲張りだった あの頃抱いていた未来図は
気配りの毎日で汚れてった
同じ夢見たヤツらはとっくに
新しい道を歩いてる
別に羨ましくないけど なんだかなぁ
鮮明に描いた希望(ビジョン)は
もはや色もあせて
隅っこの方で泣いていた
ネクタイで締め付ける理想と
地下鉄で揺れる現実
ため息は空を鈍色(にびいろ)に染める
だけど まだ終わりじゃない
明日こそは。と願い 歌う
間違っちゃいないから
今日 乗りきった一歩は
燦然と輝く足音なんだ
間違っちゃいないから
夢中で飛び込んだ世界は正解だ
大人になるため諦め割り切ろうとしたのに
心が何か言いたそうにこっちを見ていた
未来を無視した理由は
現実に裏切られたから
約束をできない理由は
守れる自信がないから
「それでも自分なりに必死でやってんだよ」
でも弱さは問いかけてくる
“この道で正しかったのか?”
“この場所で正しかったのか?”
間違っちゃいないから
あの日選んだ一歩は
永遠に未来の足跡なんだ
ずっと空は続いてく
夢中で羽ばたいて
明日は快晴だ
夢中で飛び込んだ世界は正解だ