おはよう
の度また惹かれてく
春の凪、あなたの匂い
すれ違っただけなのに嬉しくて
振り向いてよ
願いを内に秘め
見慣れたはずの姿が
瞼の裏に焼きついたまま
あなたの瞳(め)に映る子は
桜より綺麗で
さようなら 恋した私
叶わない 気付いてた
あなたのことが好きだよ
好きだったの
ダメかな?
私じゃ 今更遅いよね
遠くから眺めているだけで
幸せを感じていたよ
どんな時も優しさに溢(あふ)れてた
そっけないところも愛おしくて
いつも通りの教室
別れの日が今近づいてる
振り返ればいつだって
あなたを想ってた
さようなら 恋した私
嫌になる 悔しくて
あなたの顔が消えない
消えないのよ
どうして 浮かぶの
ずるいよその笑顔
道端の蕾が開く
ああ もう別れの日
さようなら 恋した私
最後まで言えなかった
あなたのことが好きだよ
好きだったの
想い出 預けて
明日へ歩いてく
花びら 泣いてる
ひらひらと