五月の薄闇に
星が灯るころ
君と待ち合わせして
夢 広げた
触れた手と手
もどかしい距離
縮めたくて 帰れない
このまま時間だけが
止まればいいな
遠くのほうから
夏の匂いがして
制服は 駆け足で脱いだら
僕らは大人にも
なれる気がした
キラキラ眩い
あの日々を 今も
君は覚えていますか
なんにも知らなくて 知りたくて
焦がれてた 日々
気だるく汗ばんだ
街の音 抜けて
夜に飛び込んだのは
夏の終わり
二人 歩いた 池町川の
帰り道は せせらぎ
澄ました 耳の奥に 風吹く君
あれから随分 遠くまで来たよ
信じられないぐらい 遠くへ
星の都から 届いてますか
君と待ち合わせ
広げた夢なら
今も 拾い集めてる
なんにも知らなくて 知りたくて
焦がれてる 日々
忘れない 誰もみんな 胸の奥
大切に抱きしめた 星のカケラ
遠くのほうから
夏の匂いがして
制服は 駆け足で脱いだら
僕らは大人にも
なれる気がした
キラキラ眩い
あの日々を 今も
君は覚えていますか
なんにも知らなくて 知りたくて
迷い込んだ 日々