「今日もありがとう 元気でいますよ
たまにへこんでしまうような日もあるけど
なんだかんだで 明日が私を
迎えに来てくれる そうだね今日も晴れだ」
そして春が来るの 雪を溶かし 私呼ぶの
白い空を越えた先で 百の蕾が花ひらくの
いくども泣いて いくど笑って
蕾はやがてひらくのでしょう
私も一つの花でしょう
「淋しくなったら 手紙を書くから
大丈夫だよと その声聞かせてね」
3月に吹く風 いくつもの春をつれてこい
白い空を越えた先で 百の蕾が花ひらくの
笑い合って 咲き誇るため
蕾はやがてひらくのでしょう
閉ざしたそれは はばむためなのか
それとも美しい花 守るためなのか
咲くまで 何度も冬を越えて その日を待ちわびるの
白い空が春風吹かれ 百の蕾が花ひらくの
いくとせかの日 そこに根をはり
蕾はやがてひらくのでしょう
春の訪れを待ちわびて