霧雨の夜 君を連れ出し
期待と共に 走るハイウェイ
遠ざかる街 眺める君は
相変わらず綺麗だ
いつだって 歪んでたのは景色ではない
そう 捻くれた僕の方だよな
鳴らした心臓のメロディーを聴かしてよ
僕らはきっと 僕らはきっと 取り戻せるから
二人して奏でよう 色褪せぬ高鳴りを
あの日聴いた 音楽のように
君には見えて 僕には見えず
僕には聞こえ 君には聞こえない
何故ゆえ神は こんな辺鄙な
場所に心 創った?
そうやって 愛されたくて空回りだ
もう 猿芝居の猿みたいだな
枯らしたあの花の種をもう一回撒こう
僕らはきっと 僕らはきっと やり直せるから
二人して育てよう 愛情の水をやろう
もう二度と枯らさぬように
あゝ 誰もが孤独をもって
生まれては死にゆく宿命だ
でも君と でも君と
未来をみたいんだ
このままこの道を走り抜けたら
二人はきっと 二人はきっと 辿り着けるから
投げやりなんかじゃない 無くした微笑みを
取り戻してみせるよ
鳴らした心臓のメロディーを聴かしてよ
僕らはきっと 僕らはきっと 取り戻せるから
二人して奏でよう 色褪せぬ高鳴りを
永遠の 音楽のように