あなたと生きてくこの世界は
こんなに切なくて
ただ綺麗で
「待たなくていいよ」
斜め見上げて
「僕じゃなくてもいいよ」
茶化して伝えてみても
『あなたがいい』
と真っ直ぐ
『あなたじゃなきゃ…』
と強く言いかけて
色づく頬 淡く
霞む姿を
不意に抱きしめてた
震えるその肩 悟った
あなたと生きてくこの世界は
こんなに切なくて
ただ綺麗で
二人の世界が重なるまで
別の空で繋がっていよう
約束するよ
ずっと二人変わらないように
きっと変わっていかなくちゃダメだ
変わりゆく変わらないもの
また会えると 笑って
『連絡してね』
念を押すように
『無理だけはしないでね』
全てを見透かす瞳
「心配ないよ」
と強がって
「ひとりでやってけるよ 何処だって」
振り向けば頬に つたう雫 儚く
離れていても
心はここにある
信じる二人の間に
あなたと生きてくこの世界を
知るたび苦しくて
ただ綺麗で
好きなもの好きだって
言えなくても
嘘の裏側 手と手繋ごう
どうしようもなく 今ここから
不意に消えてしまいたくなる
自分を責め続けてた
“ここに居ていいんだ”と
“それだけで美しいんだ”と
いつも教えてくれたのは
あなたと出会えたこの奇跡は
こんなに残酷で
ただ綺麗で
綺麗で…
あなたと生きてくこの世界は
こんなに切なくて
ただ綺麗で
二人の世界が重なるまで
別の空で繋がっていよう
約束するよ
ずっと二人変わらないように
きっと変わっていかなくちゃダメだ
変わりゆく変わらないもの
また会えると 笑って