流れ着いた古い木
拾い集めて燃やす
何も見えない夜の
砂浜
ここから旅立ってた
若輩者の数だけ
誰かが積み上げた
石山
酒を交わして
笑いあい それぞれの
星を探していた空
6月は夏を待つ静けさ
東へと南へと目指して
足跡を消してゆく引き潮
何一つ怖くない
夜明け前は
遠い遠い昔に
確かここに立ってた
皺だらけの指先
見つめて
傍らに置いてみた
黒い山高帽は
長い旅共にした
友達
種火消さずに
守りたい 渡したい
次の希望が来るまで
沢山の輝いた花火で
旅一座最終幕(フィナーレ)を迎える
捕まえた夢は何故 何度も
両手から 砂みたいに
零れ落ちる
酒を交わして
笑いあい それぞれの
星を探していた空
6月は夏を待つ静けさ
東へと南へと目指して
足跡を消してゆく引き潮
何一つ怖くない
僕等は
沢山の輝いた花火で
旅一座最終幕(フィナーレ)を迎える
捕まえた夢は何故 何度も
消えてゆく 逃げてゆく
夜明け前は