作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
大型デパートの迷路を彷徨って やっと見つけた君は
試着室のカーテンから 顔だけ出して 「こっちきて」 の合図
「先々行くなよ!」って 怒るつもりだったけど
珍しく大胆なスカートに モジモジしてる君がなんだかセクシーで
「とっても似合ってるよ。ちっとも変じゃないよ。」
ずっと綺麗でいて欲しいって いつでも想ってる
そんな事 言った事ないけど
君に恋したあの日のままの気持ちは この胸にずっと
真空パックしてある 君と時々確かめ合う以外は
愛しき思い出の彼方から 遠い未来の果てまで
君という時代が ゆっくり流れていて 僕はただそれを唄うだけ
君の描く理想の男性像は 知ってる 君のパパでしょ?
僕はあんなに頑固じゃないよ 何故か君は 僕のママをライバル視
それじゃいつか君も あんなに派手でお転婆な
オバチャンになるのかな?
寝起きのスッピン顔が見れるのも あと 2〜30年‥?
助手席のポケットには 分厚い地図帳
数えきれない付箋は いつか君と行った場所
喧嘩した場所には ドクロマーク
色あせたスウェットとクタクタのパーカー 5本指の靴下
そんな気の抜けた姿の君を見るたび
いつか遠い未来 毎日 隣で笑ってる そんな暮らしが浮かぶよ
君といる時間が僕を強くする 君はただそれを信じて
着替えがすんだら 出かけよう
前の彼とが 君の人生最後の失恋だったって
いつか思える日が来たなら この恋が 愛になった証
二人の手の中で暖めてゆくもの 冷まさないように
ささやかな夢と 街と 風の匂いと 静かなこの暮らしと
愛しき思い出の彼方から 遠い未来の果てまで
君という時代が ゆっくり流れてて 僕はただそれを唄うだけ
君はただそれを信じていて
晴れた午後の屋上で