作曲
Kentaro Kobuchi/Shusuke Kuroda
清らかな水 運ぶために
汚れる水があるという
誰の目にも映らない
現実が地下を巡っている
音もなく降りてきた抗えぬ不条理は
開かない傘のような錠じゃしのげない
光注ぐ願いは 悲しみの川底をさらう
ひとり闇に潜って 闘う人のその両手に届け
欲しいものだけ 手に入れて
なくしたものは数えない
檻を破り逃げ出した
ライオンが母を探して
わが町を彷徨えば 向けられる銃口
曖昧で不毛なエゴイズム 放し飼い
灯ル祈リの火よ
命にくべた希望を燃やせ
生きる意味を叫べ
ひび割れ切った時代の影に
見てろ 愛に勝てるものなどない
心がそう言ってる
生きてれば いいことばかりじゃない
灼熱の道を素足で歩く日々も
氷に閉ざされた壁と向き合う日も
光注ぐ願いは 悲しみの川底をさらう
ひとり闇に潜って 闘う人のその背中に
灯ル祈リの火よ
命にくべた希望を燃やせ
生きる意味を叫べ
ひび割れ切った時代の影に
いつか 灰になる覚悟の上で
共に生きる 魂を捧げよう