あと残りこれ程が薫る
思い出よ、淡く淡く灯って
離れたり出来たのは言葉
分けていよう、意味が有ると無いで
這い上がる、したたかよ ぬめった胴体の柄
譜割りはある一定に遅れ
流れるよ、夜と毒と針と
一度きり、舌を切る 二度目の再現は無い
逃げ歩け、色を変え 延々と輝る皮膚
黒と影が夢をくるむなら目隠しを
心に闇を纏う
黒蜥蜴は僕が解けなかった不可解を
撫で回った後 説いて 舐めるよ
横たわれ、饗宴と目立った性的な柄
黒と影が夢をくるんだら目隠しを
心は闇で癒えると言える
黒蜥蜴は君が見れなかった脱却を
いとも容易く 此処に 描くよ