一年が過ぎるのが やけに早く感じて
「歳かなぁ」なんて自嘲したり
手つかずの夢があったり
恐いものなんて 今よりずっとなかった
二十代のあの情熱とは 今は違うけど
憧れたものには もうなれないとしても
この道を歩いてみよう 旅を続けよう
助けてくれる人も
わかろうとしてくれる人もいるのに
なぜか弱音ひとつ晒せない
邪魔なプライド
「喜び下手」はいつか治ると
言葉や振る舞いを覚えたけど
これじゃないんだな…
正直に生きることの難しさを
噛み締めながら それでもまだ
私を続けよう
春がきた
今年もまた新しい花が咲くのです
同じ春など二度とないから
憧れたものには もうなれないとしても
何度でも花が咲くように
私を生きよう
また春がきた