雨上がりの濡れたアスファルトに
長い影が浮かんでいました
それはとてもキラキラしていて
急に涙 溢れてきました
君が導いた
いばらの道で血を流して
錆びてゆく
胸の奥底で疼く
悶える体を海に沈めたい
望まない闇の向こう
震える私を月が笑ってた
つくりかけて すぐに諦めて
理由もなく壊してしまった
それはいつも カタチないもので
失した後 初めて気づくもの
君を抱きしめた腕が
邪魔なら踏みつぶしてしまえばいい
運命の糸に巻かれ
身動きできずに 躓いてばかり
音の無い世界なんて
君がいたとしても
生きる意味もない
君の背中押す手を止めないで
最期まで見届けて...
運命の糸に巻かれ
身動きできずに 躓いてばかり
音の無い世界なんて
君がいたとしても
生きる意味もない
わがままに通り過ぎる
果てしない闇をいくつも数えた
届かない空に唄う
こんな私を
月が照らしていた