宵闇のRio
Caipirinhaと
Copaの波音
五感を溶かす
心がやっと
解(ほど)け始める
思考がやっと
シンプルになる
まとわりついてた
東京の日々を
洗い流してくれる
この夜風を
ずっとずっと
求めてたんだ
この瞬間を
誰も知らない
誰にも知られることない
この場所なら
心よ
いま
漂流せよ
「人生を楽しみなよ」
Sambaのリズム
叫んでいる
壊したかった
日常があった
変えられなかった
自分を連れて
Avenida Atlantica彷徨ってる
まるで逃亡者みたいに
僕は誰だ?何者だ?
僕は僕の奴隷なのか
「考えるな感じるんだ」
しがみついてた
日常から
五感を
いま
解き放てよ
この夜風が
この快楽が
この自由が
欲しかったんだ
誰にも言わず
誰にも知られることなく
消えてしまおう
心よ
いま
漂流せよ