ララララララララ
あなたの声のディテールは
わたしの耳に似合うから
例え 難しい 悲しみも
メモリーに成るのでしょう
容易く すれ違うから
わたし達は 迷うけど
二人二つの一つじゃないこと
尊くて 勇ましいわ
はじまりの今晩に
少し頼りなく 愛してみよう
退屈な青い星で
間違いばかりの二人でいよう
片っぽだけで 夢を見て
イヤフォンの中 絡まって
指の間の体温に 名前をつけて
戯れあっていよう
電気でつないだ古い海の月
大して変わらず思い思うでしょう
100年経っても永遠は作れない
だからもっと 二人でいたい
交差しないわたし達は
この世の何より美しい
はじまりの今晩に
二人 頼りなく 愛してみよう
退屈な青い星で
わたし 一人でも信じていて
ララララララララ