また空が急に泣いた
僕の気持ちとリンクしてた
叶わない恋だと知った
午後四時二十二分
伝えようと君を呼んだ
だけど「好きな人がいます」って
先に言われて虚しさ溢れた
午後四時二十分
あぁ バカだな
恋愛が向いてないことなんて
わかっていたんだ
あぁこのまま消え去りたいのに
消え去りたいのに
泣きたいのに先に泣くからさ
泣きづらくなるじゃないか
真似して全力で泣いてはみたけど
いきなり泣き止んじゃうんだね
僕だけひとり泣いているから
みんな僕を見るんだ
恥ずかしさで
悲しさなんて忘れた
気まぐれな時雨
空はいつも意地悪だ
思わせぶりなのは うんざりだ
好きでたまらなかった日々よ
僕を見捨てないで
諦める以外ないよな
だけどすぐ嫌えるはずがなかった
忘れようとすればするほど
なぜか好きになる
あぁ ダメだな
君に釣り合わないことくらいさ
わかっていたんだ
あぁそれでも伝えたなら
伝えていたなら
泣きたいのに先に泣くからさ
泣きづらくなるじゃないか
真似して全力で泣いてはみたけど
いきなり泣き止んじゃうんだね
僕だけひとり泣いているから
みんな僕を見るんだ
泣き虫な僕をみて笑ってるんだろ?
気まぐれな時雨
どれだけ泣いたって
振り向いてくれるわけでもないしな
ずぶ濡れなのに
それさえ忘れるくらい
君のこと好きになってた
どうしようもないくらい
好きなんだ 他の誰でもなくて
素直な気持ちになれない自分が
ほんとに ほんとに 嫌いで
伝えることもできない感情
どこに捨てればいいの
諦めなきゃな
諦めなきゃいけないな
泣きたいのに先に泣くからさ
泣きづらくなるじゃないか
真似して全力で泣いてはみたけど
いきなり泣き止んじゃうんだね
僕だけひとり泣いているから
みんな僕を見るんだ
恥ずかしさで
悲しさなんて忘れた
気まぐれな時雨