暗転 ただ 私のため
踊り続けるの もぬけの殻で
保っていなきゃ
幕も下ろさず
観客 1人 笑ってるわ
何もかも同じなのに
惑わされてく 導かれてく
望んでいるはずなの
皆見ているわ もっと
意味のない話
耳を澄ませそばだてて
もう抜け出せない
気づかぬうちに
飛び回って踊らされて
土砂降りの中で
探してた
荒野の光 近づきたくて
足元さえも 捉えられずに
私の私が そこにいるの
光の中で 笑いかける
明転 ただ起き上がるの
スポットライトの当たる体に
流し込むコーヒー
脳が足りなくなった
1度 眠らせてよ
ぐにゃりと歪んで惑わされてく
意味のない話
耳を塞ぎ 閉じこもる
もう抜け出したい
気付かぬうちに
客席へと駆けていた
土砂降りの中で
探してた
荒野の光 遠回りばっか
本当の意味を捉えられずに
私の私を 迎え入れなくちゃ
光の中に 手を伸ばして
幕を下ろして
本当の意味を 取り戻したら
私と私の 為に踊るわ
光の中で 笑いかける